こんにちは、ニューヨーク駐在妻3年生のさしみです。
駐在を始めて間もない頃は、日本で当たり前にできていたことさえも思い通りにできず、ストレスを感じることが多いですよね。
食材や日用品を購入するために絶対必要なスーパーすら、
- そもそもどのスーパーに行けばよいのかわからない
- 見たこともない商品が売っていて何を買えばよいのかわからない
- 会計の手順や店員さんとの英会話が難しい
などの不安があると思います。
そこで今日は、そんなストレスを抱えた駐在初期におすすめのローカルスーパーを3つご紹介します。
この投稿では、3つのスーパーについて、
- 各スーパーの特徴
- なぜ渡米初期におすすめなのか
- おすすめの商品
- 会計の手順
- 必要な英語のやり取り
をお伝えできればと思います。
価格がお手頃で日本人好みの商品が多い!Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Trader Joe’s(通称トレジョ)はこんなスーパー
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渡米初期におすすめな点
1.安い
ニューヨークに引っ越してきてまず驚くのは、物価の高さだと思います。
目にするもの全てに「高っっ!!」と感じてしまい、買い物をすること自体が億劫になることもあります。
トレジョは全米を通して同じ価格で販売しているため、物価の高いエリアでは特に安く感じられます。
また、プライベートブランド品がほとんどのため、「こちらの店舗で買った方が安かったのに」という心配もありません。
2.店員さんがにこやか
アメリカでは、冷たい態度で応対をされるケースも少なくありません。
そういう文化なので仕方ないですが、おもてなしに慣れている日本人はちょっと悲しい気持ちになるときもありますよね。
そんなアメリカでも、トレジョでは店員さんがいつも丁寧な対応をしてくれます。
レジの方はにこやかですし、「あの商品どこにあるの?」と尋ねられた店員さんも快くお返事をしている姿をよく見ます。
子どもにはシール(Sticker)もくれます。
3.支払いの難しいシステムがない
英語に慣れていない人にとっては、予測していないネイティブ英語を聞き取るのは至難の業です。
お店のレジで急に、会員カードはあるか、などを尋ねられてドギマギすることもしばしば。
トレジョには、セールやクーポン、会員カードなどの英語苦手民にとって難しいシステムがありません。
これは「すべての顧客が、毎日最高の製品で最高の価格にアクセスできるべき」という信念があるためです。
おすすめ商品
冷凍食品:
どれを食べても外れがない印象です。私は渡米初期に近所のローカルスーパーで買った安い冷凍食品がまずすぎて、1口食べて捨てるという経験をしたので、ランチやお弁当のおかずに使う冷凍食品はぜひトレジョのものを使ってほしいです。
ネギ、薄切り牛肉、おかき:
日本人になじみのある食品もたくさんあります。日本食スーパーでも買えますが高いので、トレジョにあるものはトレジョで買うのがいいかもしれません。
乳製品、卵:
プライベートブランドなので他のスーパーより安いです。私がよくトレジョで買っているのはヨーグルト、バターです。
お会計の方法
全て有人レジで、セルフレジはありません。(店舗によって異なる可能性があります)
- STEP1レジ待ち列に並ぶ
大体2列あってどちらに並んでもOK。混んでいるときは「Check Out」の札を持っている人が最後尾にいるのでそこに並ぶ
- STEP2レジ台番号を呼ばれるまで待つ
レジ列の交通整理をしている店員さんが各列の人を順番に手招きするので、それに合わせて前方に移動して待つ。空いたレジ台を案内する店員さんの「No.○○」の呼びかけに合わせて進む。
- STEP3該当レジに着いてお会計を始める
カゴもしくはカートのまま商品を差し出せば、スキャンして袋詰めまでしてくれる。袋を持っているか聞かれるので回答する。
- STEP4お支払いをする
クレジットカードを端末にかざしてレシートと商品を受け取る。カゴやカートはそのままにしておけば店員さんが片付けてくれる。
必要な英語表現
有人レジでよくある会話表現を示します。
店員さんのセリフは青で示します。
自分が言う言葉は赤で示します。
Do you need a bag? / Do you have a bag? 袋要りますか?/袋持ってますか?
I have my bag. 袋持ってます。
I don’t have a bag. Can I get it? 袋持っていません。もらえますか?
You can use this backpack. このリュックにも入れてください。
If these are not enough, I want to get some bags. 袋が足りなければもらいたいです。
品揃え豊富かつオーガニックで子供にも安心!Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)
Whole Foods Market(通称ホールフーズ)はこんなスーパー
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渡米初期におすすめな点
1.店舗数が多い
異国では外出先や旅行先での子供の食料調達をどうしよう、と悩むことがあります。
ホールフーズは全米で503店舗も展開しており、外出先や旅行先にもある場合が多いです。
買いなれた商品を買いなれたシステムでどこでも購入できるというのは、渡米初期にとても心強いです。
2.食品から日用品までなんでも揃う
ホールフーズに一回行けば、生活で必要なほぼ全ての商品がそろいます。
ごみ袋などの必需品、シャンプーなどの衛生用品、調理器具なども売っています。
プライベートブランドの365の商品が安いので、ごみ袋やアルミホイルなどはこちらを使うのがおすすめです。
3.Amazon.com会員だと簡単にデリバリーが使える
子供が小さいなどで、実際に店舗に行くのが難しい場合は、ネットでオーダーをして、配送してもらうことも可能です。
ホールフーズはAmazon傘下のため、Amazonの会員登録ができていれば簡単にオーダーできます。
配送料は一回$9.95かかりますが、量り売りのお肉やお惣菜など、慣れていないと店頭で買うのが難しいような商品も配送してくれます。(※地域によって異なる場合があります)
また、プライムメンバーになっていると、実店舗/オンラインどちらでもお得に買える商品があります。
おすすめ商品
カットフルーツ:
ちょっと高めですが新鮮でおいしいものが多い印象です。
プライベートブランド365:
食品や日用品を比較的低価格で購入できます。
味付きの鮭:
切り身の鮭に味がついたもので、焼くだけで食べられます。現地の味付けにチャレンジできます。
デリコーナー:
紙箱に好きなお惣菜を入れることができます。全種類均一の価格で、重さで値段が決まります。おかずとご飯を取ってそのままイートインスペースで食べることもできます。
お会計の方法
有人レジ(Staffed lane)とセルフレジ(Self Checkout)があり、並び始めの段階で列が分かれていることが多いです。
Whole Foods Marketでは、慣れないうちは有人レジがおすすめです。
セルフレジの場合、
- 野菜やマフィンなどのバーコードがないものを買ったときに自分で検索して入力しなくてはならない
- 2回スキャンしてしまったなどのトラブル、年齢確認が必要などで店員さん側の処理が必要となることがあり、英語で説明することになってしまう
ということがあるからです。
有人レジでは店員さんにレジ打ちをお願いし、自分は袋に入れるだけで大丈夫です。(袋詰めは手伝ってもらえる場合もあります)
必要な英語表現
セルフレジでありそうな表現とお肉やお魚注文の際に必要となる表現をお伝えします。
有人レジで必要な会話はTrader Joe’sの英語表現をご覧ください。
ーセルフレジ編ー
Do you need help? どうかしましたか?
I scanned it twice. 2回スキャンしてしまいました。
Do I need to enter my age? 年齢を入力する必要がありますか?
How can I register this product? この商品はどうやって入力したらいいですか?
ー肉・魚注文編ー
Can I get one pound of pork belly? 豚バラを1ポンドください。(pound = 454g)
one のところをhalf(約230g)/ quarter(約110g)に変えることもできます。
Anything else? 他には何か要りますか?
that’s it. 以上で大丈夫です。
薄切りお肉やお惣菜がおいしくて頼りになる!Wegmans(ウェグマンズ)
Wegmans(ウェグマンズ)はこんなスーパー
※本項目はAstor Place店の情報となり、他の店舗では内容が異なる可能性があります。
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渡米初期におすすめな点
1.薄切り肉や魚など日本人好みの食材がある
私がアメリカに来て一番ショックだったのが、薄切りの豚バラ肉が簡単に買えなくなったことでした。
Wegmansには、アメリカのスーパーにしては珍しく、パックされた豚バラ、豚ロース、牛肉の薄切りを売っています。
様々なスーパーで薄切り肉を探していますが、Wegmansの薄切り肉はパックされているので買いやすく、比較的安価なのでおすすめです。
他にもSakanayaのコーナーには、お値段は張りますがおいしい冷凍のお魚、お刺身用の切り身、大葉、ワサビなど、日本の食卓でよく使われるものが置いてあります。
Asian Foodsのコーナーには、茅乃舎の出汁や味噌などもありました。
2.お惣菜がおいしい
アメリカに来てから、「今日はご飯を作りたくない」という日に出来合いのお惣菜で済ますことがしにくくなってしまいました。商品やスーパーによっては本当に外れの味を引いてしまうことがあるからです。
Wegmansのお惣菜は、デリ形式の物からパックされたのものまでありますが、どれもおいしいです。
私はパックされたのパスタやグリル野菜、半調理済みのチキンカツ(フライパンで温めてチーズを溶かして食べる)、お寿司を購入したことがあります。
パックされたお惣菜はセルフレジでも難しい処理が不要なのでありがたいです。
ちょっとお値段は張りますが、お買い物に来た日はお惣菜を買って帰って楽をするのも良いと思います。
おすすめ商品
冷凍の魚:
価格は高めですがおいしいです。日本語表記かつ日本人好みの味付けをされたものを買えるのはうれしいです。
薄切り肉:
豚バラ、豚ロース、味付き豚バラ、牛肉などがあります。
お惣菜、調理済み・半調理済みのすぐ食べられる食品:
価格は高めですが、すぐ食べられておいしいです。様々な種類のお惣菜があります。
お会計の方法
Whole Foods Marketと同様、有人レジとセルフレジがあります。
Wegmansはセルフレジの難易度が低めなので、セルフレジもおすすめです。
理由は、
- お惣菜などパック売りされているものが多く、バーコードをスキャンするだけで良い
- 野菜などのバーコード無し商品をスキャンする台の上に置いて【Look up by produce】のボタンを押すと、自動で候補が出てくるので、面倒な入力作業が少ない(レジ台にカメラ機能がある?)
です。
必要な英語表現
有人レジの場合は、Trader Joe’sの英語表現と同様です。
セルフレジの場合は、Whole Foods Marketの英語表現と同様です。
まとめ
今日は、渡米初期におすすめのスーパー3つ
- Trader Joe’s
- Whole foods Market
- Wegmans
について、初めてでも不安なく行けるよう、おすすめの商品や会計の方法、英語表現などを説明しました。
子どもがいてスーパーに行く時間がない!という方は、ネットスーパーもおすすめです。
日用品の種類を知りたい方はこちらをご覧ください。
駐在生活、無理のないように頑張っていきましょう!
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