こちらの記事はAmazon.com(米国)のAmazon Freshの利用方法です。
Amazon.co.jp(日本)のAmazon Freshではありませんのでご注意ください。
こんにちは。
ニューヨーク駐妻3年目のしいと言います。
駐在先での生活、本当にお疲れ様です。
今日は、アメリカ生活初期におすすめのAmazon Freshについて解説します。
この記事を読むとこんなことがわかります。
- Amazon Freshとは?
- 使った感想
- 良かった点と残念な点
- Amazon Freshの使い方
- よくあるトラブルと返金方法
- よく買う商品と買わない商品
Amazon Freshを使い始めた経緯やエピソードは以下の記事をご覧ください。
Amazon Freshとは?
Amazon Freshとは、Amazon.comが提供している生鮮食品(Grocery)配達サービスです。
つまり、
- 食品や日用品を
- お家のパソコンやスマホで
- 選んでぽちぽちするだけで
- 玄関前まで届けてくれる
というものです。
配送料
- プライム会員(Prime Member)
注文金額 | プライム会員(Prime Member) |
---|---|
$100~ | 無料(Free) |
$50~100 | $6.95 |
~$50 | $9.95 |
- プライム会員以外( Not Prime Member)
- $4.95~$13.95(注文金額により変動)
詳細はAmazon.comのヘルプページに記載があります。

日用品も買えるので、トイレットペーパーなどと併せると我が家では1週間分で$100超えます。
プライムメンバーの元は取れている気がします。
配送地域
- ニューヨーク州、ニュージャージー州は配送可
詳細な配送可能エリアは公開されていません。
自宅に配送可能かどうかは、Amazon Freshのページで住所の郵便番号(ZIP/Postal code)を入力することで確認できます。
(大都市もしくはAmazon Freshの実店舗があるところの近隣は大丈夫そうです。)
配送時間
- 2時間ごとの時間帯(Time Slot)から選べる
朝6:00~夜10:00までの2時間ごとの時間帯から選べます。

当日だと夜しか空いていない場合などもありますが、翌日以降であればかなり選択肢があります。

本日10:00AMごろ見たら、当日だと8PM-10PMの時間だけ空いていて、翌日は全部の時間帯が選択可能でした。
使った感想
- 品質
- 可もなく不可もない感じです
- ひき肉は、鮮度の問題なのかそんなもんなのかわかりませんが、色が悪く酸っぱいにおいがしたので処分したことがあります
- カットフルーツは味がいまいちでした
- バナナ、イチゴ、卵などは配送過程で傷んだり割れたりすることがある印象です
- それ以外は特に品質が低いと感じることはありません
- 品揃え
- 良いと思います
- 日用品はFreshでも揃いますが、Amazon本体で検索するとよりたくさんのブランドから選ぶことができます
- 価格
- 特に高いとは感じません
- 一般的な現地スーパーの店頭価格と同程度なので、配送してくれる分お得だと感じます
- 配送
- 時間はほとんどずれず、タイムスロット内に来てくれます(前後10分程度)
- ほとんどのドライバーが玄関置き配で、会話をすることはありません
- 冷蔵品は中が銀色の保冷用紙袋、その他は普通の紙袋で梱包されています
- たまに外袋が破れていることはあります
- 誤配送や梱包ミスなどのトラブルはあります(返金対応可)
良かった点と残念だった点
実際に使ってみて、良かった/残念だと感じた点を記載します。
良かった点
7点あります。
1.玄関前に置き配可能
居宅内で待っていればいいので、小さな子連れにはありがたかったです。
ドライバーによっては、ドアをノックして教えてくれたり、ベルを鳴らしてくれたりする方もいますが、今のところ無言で置いて行ってくれる方がほとんどです。※お酒などを注文した場合は、IDの提示を求められる場合があります。
配送状況はアプリから簡単に確認できるので、Delivered(配送完了)になったら玄関のドアを開けて荷物を入れるだけで良いです。
2.当日~翌々日が選択可能
「すぐ欲しい」が叶うのが魅力です。
日本で使っていたネットスーパーは、「翌々日の夜しか空いてない」のような場合が多かったのですが、Amazon Freshは、昼頃注文すれば翌日はたくさんの時間帯が空いていることが多いです。
3.時間に正確
2時間ごとの時間帯を選択できますが、今のところ大幅にずれたことはなく、ずれたとしても前後10分以内が多いです。
時間が守られることを期待しないのが一般的なこちらの文化で、時間通りに来てくれると感動すら覚えます。
4.注文後の商品追加可能
ピックアップの連絡前までは追加可能です。
「牛乳がなかった」のような状況にも対応できるのはありがたいです。
5.日用品も購入可能
かさばるトイレットペーパー、重い洗剤、売り場の不明な掃除用品なども一緒に買うことができます。
日用品も同時に買うことで、送料無料の$100は超えることが多いです。
6.返金手続きが簡単
後述しますが、配送トラブルがあるのも現実。
ですが、返金手続きが本当に楽です。
システム上かチャットでできるので、英語が苦手でも緊張する必要がないのはありがたいです。
7.ギフトカードに返金可能
上の返金時に、Amazonギフトカードに返金することができます。
一般的に、クレジットカードに返金をすると、完了までに大体1週間程度かかるのですが、ギフトカードを選択すると1時間程度で残高が増え、その残高をすぐに次のAmazonの購入に使うことができます。
配送トラブルなどで再注文したい場合にとても便利です。
残念だった点
私が残念だと感じた点は3点です。
ですがこれは、Amazon Freshに限ったことではなく、ネットスーパー全般で覚悟しなければいけないことかもしれません。
1.配送トラブル
実際に経験したことのあるトラブルは、
- 注文したはずの商品が梱包されていない(8回に1回程度)
- 届いた商品が傷んでいた(10回に1回程度)
- そもそも違う住所に配達されていた(68回利用して1回)
です。
「すぐ使いたかったのに手元にない」という点では困りましたが、前述したように、「オンラインで簡単に返金手続きし、すぐに再購入し、明日また配送してもらう」ができるので、そこまで大きなストレスにはなりません。
今では「また届いてないかー。返金してまた注文しよ。」と軽く考えられるようになりました。
2.配送料が必要
プライム会員は、$100以上は送料無料なのですが、下回る場合、金額に応じて$7~10程度の配送料がかかります。
またプライム会員でない場合は、金額に応じて$5~15程度配送料がかかります。
さらに、ドライバーへのチップに毎回$5~7支払っています。
3.商品を選んでいるところが見えない
生鮮食品の保管状態や、梱包の様子などがわからないことに、不安を感じることもあります。
ネットスーパーを利用するという時点で諦めるしかありません。
万が一、商品に少しでも不安(色やにおいが変など)があるときは、すぐに処分して、返金処理をしています。
Amazon Fresh以外のサービス(Whole Foods Marketの配送やInstacart)では、店舗に置いてある商品を、購入者の代わりに店員さんがカゴに入れて梱包して配送してくれます。
保管状態と梱包が気になる方はこのようなサービスでも良いかもしれません。
Amazon Freshの使い方
まずはAmazonトップページへ(下のボタンから入れます)。
※Amazon.comへの会員登録がまだの方は、先に会員登録(sign up)を行ってください。
1.Groceries→freshを選択

2.商品を選択
Aislesは【通路】という意味で、スーパーの通路の上のカテゴリー表示みたいなイメージです。

3.商品を追加

4.カートを確認

5.買い忘れの確認

6.代替品の確認

7.住所の登録(確認)

8.配送スケジュールの設定

9.支払い方法の設定

10.最終確認
ドライバーへのチップ(Tip)を変更できます。私は$5にします。

11.注文完了
登録のメールアドレスにメールが届きます。

【View Order】を押すと配送状況が確認できます。
商品を後から追加したい場合
既に注文がある場合、1~4の手順で商品をカートに追加すると、お会計(Check out)の画面に、【You can add it to upcoming orders】と出てくるので、4の画面で黄色いボタンを押して追加します。
商品のピックアップがスタートする前であれば追加可能です。
よくあるトラブルと対処法
実際にあったトラブルは以下の3つです。
このような場合は、返金が可能です。
返品する必要もありません。
①②の場合は、たった3分ポチポチするだけ
③の場合は、チャットで担当者に相談
で簡単に返金ができます。
返品・返金方法
①②→たった3分簡単返金
システム上のボタンを押して簡単に返金手続きをする方法です。
単品のトラブルならこちらが簡単で良いです。
1.トップページ右上【Returns & Orders】から返品したい商品を含む注文の【View order details】をクリック

2.【Request item refund】をクリック
refundは返金という意味です。

3.返品したい商品にチェックを入れ、個数と返品理由を選択

4.返品理由を簡単に記載(後で何か聞かれることはありません)
“Smells bad”(変なにおい)や”damaged”(傷んでいた)など一言でも大丈夫です。

5.返金方法の選択
「Amazonギフトカードへの残高」か「最初に支払いをしたカード」にするかを選んで【Continue】をクリック
ギフトカードを選択すると、1時間以内には返金され、次のAmazonでの支払いにすぐに使えます。
カードを選択した場合、返金に時間がかかる可能性があります。

6.完了

③→チャットで手続き
カスタマーサービス担当者にチャットで相談し、返金してもらう方法です。
辞書や翻訳など英語を調べながらできるので、英語が苦手でも心配しなくて大丈夫です。
1.トップページ右上【Returns & Orders】から返品したい商品を含む注文の【View order details】をクリック

2.【Contact Customer Service】をクリック

3.【Help with something else】をクリック

4.届いていない商品を選んで適当にクリック
後でチャットで相談するのでこの時点では適当でOKです。

5.【Order did not arrive】をクリック
「届いていません」という意味です。

6.【I need more help】をクリック
チャットにつながる画面に行けます。

7.電話/チャットの選択画面
【Start chatting now】でチャットを選択

8.新しい画面でチャットが始まります。【No, I have a different issue】を選択

(以下、チャット画面)
9.トラブルを教えてと聞かれるので、画面下部の文字入力画面に「I didn’t receive my order.」と入力
10.少し待つと選択画面になるので【Chat with an associate now】を選択

11.担当者が参加したら、適当に挨拶「Hi, ○○」
12.「配達されていない」という旨を入力画面に入力して送信
「Order status was ‘delivered’, but I didn’t receive it. 」(配達済みになっているのに受け取っていない)など

13.再配達/返金に返信
再配達にするか、返金して再度自分で注文するか、尋ねられる場合があります。
再配達を選択しても新しいものが送られてくるので品質に心配はありませんが、個人的には【返金して再注文】がおすすめです。
返金がおすすめな理由は、
- オペレーターが再配達の処理を正常に行えていない場合があり、その場合再度問い合わせをすることになり面倒
- 再配達は翌日以降になることが多く、その時にはまた注文したいものが変わっている可能性がある
からです。
14.返金方法の選択
支払いで使用したクレジットカードに返金するか、Amazonギフトカードに返金するか聞かれます。好きな方の文字を入力して送信します。
ギフトカードの場合概ね1時間以内、クレジットカードの場合1週間以内に返金が完了します。
15.返金される旨が返ってくるので、Thank youと返信

16.「Anything else?」と聞かれるので、Noと答えて送信→相手がチャットを終了
17.「解決しましたか?」にYesと答えて終了

以上です!
相手の言っている内容や、自分が伝えたいことの表現がわからなければ、辞書や翻訳機能を使いながらチャットしましょう。
文法が多少間違っていても、伝わればOKです。
我が家がよく買う商品/買わない商品
よく買うもの
私は品質にあまりこだわりがないタイプなので割となんでも買いますが、特によく買っているものを列挙します。
- 口に入れないもの
- おしりふき、洗剤、トイレットペーパー、キッチンペーパー、調理用品など
- 口に入れないのでなんでもよく、店頭で探したり持ち帰るのが面倒なのでよく買います


- 重い/大きいもの
- 水、牛乳、ジュースなど
- パックされているので品質に心配がなく、重量があるのでよく買います


- 店頭でどこにあるかわかりにくいもの
- 食洗機洗浄用洗剤、パイプ洗浄剤など
- わざわざ買いに行くのが面倒なのでついで買いします

- 鮮度が重要でない食品
- 調味料類(砂糖、塩、小麦粉、バターなど)、缶詰類(トマト、豆)、冷凍食品(オクラ、コーン、えび)、パスタなど
- パックされた商品で賞味期限も長く、品質に心配がないので買いやすいです


- どこで買っても比較的品質に大差がなくよく使う野菜
- ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、ズッキーニ、パプリカ、ピーマン、きのこ
- これらの野菜は一般的なスーパーと比較しても味が劣らないと感じます
- 使い勝手が良い野菜なので冷蔵庫のストックとして買います


野菜を使ったレシピはこちらをご覧ください。
- 肉類
- 豚ヒレ塊、ひき肉(豚・鶏)、ベーコン、鶏モモ肉、鶏むね肉
- 私はそんなに気になりませんが、味や鮮度にこだわりがある方は避けた方がいいかもしれません


私がお肉を使ってよく作るおかずはこちらの記事をご覧ください。
買わないもの
- 魚
- 冷凍の物しか売っていません
- 冷凍の鮭を買ったことがありますが、ぱさぱさしました
- カットフルーツ
- 一度買いましたが、甘みがなく味がいまいちだと感じました
- ベリー系フルーツ(ラズベリー、ブルーベリー、いちご)
- 傷みやすい果物なので、かびが生えていたり、潰れていたりすることが多くて不快でした
- 昼ご飯用などの冷凍食品
- 口に合わないことがあるので買いません(冷凍フライドポテトやソーセージ等は買うことがあります)
まとめ
今日はニューヨーク駐在での買い物に便利なネットスーパー、Amazon Freshについてご紹介しました。
ネットスーパーで買い物が終わると、気持ちと時間に余裕ができます。
ローカルスーパーでの買い物が心配なみなさんはぜひ使ってみてくださいね。
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