ニューヨークでの子供の発熱対処法【アメリカの薬や日本語病院紹介】

育児
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こんにちは。

ニューヨーク駐妻3年目のしいと言います。

異国の地で、子供が急に発熱すると焦りますよね。

日本では、すぐに近くの小児科に駆け込み、安価な診療や薬の恩恵を受けられますが、アメリカではどうすればいいのでしょうか?

今日は、急に子供が発熱した時の我が家の対処法をまとめます。

駐在初期で「子供が発熱してしまった」という場合のご参考になれば幸いです。

※私は医療従事者ではありませんので責任は負いかねます。

対処法1:解熱剤を服用する

子どもが熱で辛そうなときは、すぐに解熱剤を服用しています。

我が家の「辛そう」の判断基準は、

  • 37.5℃(99.5℉)以上
  • 普段は遊べている時間にぐったりしている
  • 食欲がない

です。

すぐに解熱剤を服用する理由は、熱が高いまま様子を見ている間に、熱性けいれんなどが発生してしまう場合があるからです。

英語が堪能な方や海外生活が長い方なら、このような場合にも焦らずに対処できるかもしれませんが、慣れない土地かつ言語も不自由な国では、親がパニックになってしまう可能性もあります。

親が焦らないためにも、解熱剤を服用し、

  • 高熱は早めに下げる
  • 水分を摂らせる
  • ゆっくり寝かせる

などの処置をした方が良いです。

というのを、下でご紹介する安心メディカルの小児科の先生に教えていただきました。

それ以来、安心して解熱剤を投与しています。

アメリカで購入できる解熱剤はタイレノールです。

2歳から服用可能のブドウ味のものを我が家では利用しています。

シロップタイプで甘くて飲みやすいようです。

CVSやWalgreensなどのドラッグストアで購入できますが、風邪の流行時期は店頭で在庫がない場合があるので、常備しておくとよいと思います。

Infants’ TYLENOL® Oral Suspension Liquid | TYLENOL®

我が家では現在は病院でいただいたGoodsenseのものを常備しています。こちらもシロップタイプで効用や用量は同じです。ガムの甘い味がするようですが、娘はタイレノールの方が好きなようです。

GoodSense Children’s Pain Reliever Oral Suspension Liquid, Bubble Gum Flavor, Acetaminophen 160 mg per 5 mL, Effective, Safe Pain Reliever/Fever Reducer for Children Age 2-11 Years, 4 Ounces

娘の場合、服用から1~2時間後が一番効いています。

効いている間は、

  • 熱が少し落ち着く(下がらない場合もある)
  • 食欲が少し出る
  • 少し元気が出て起きられるようになる

ので、この間に少し食事を摂らせたり、体を拭いたり、好きなテレビを見せたりしています。

効果が切れて、再度熱が上がる場合もあります。

服用から4時間経過すると再度服用できます。

ただし、24時間のうちに5回以上は服用できないので、寝かせたい時間帯に飲めるように時間を工夫しています。

薬を服用した場合、服用時間とその時の熱や体調などを2時間ごとくらいに記録し、医療機関を受診の際に説明しています。

水分補給にはこちらの経口補水液を使用しています。

Pedialyte® Classic Mixed Fruit Flavor

日本の経口補水液(OS-1)よりは甘くてジュースのようで、熱があるときも飲みやすいようです。

CVS、WalgreensなどのドラッグストアやAmazonで購入できます。

※同ブランドのパウダータイプもあるようですが、我が家では使ったことがありません。

Pedialyte® Powder Packs Grape Flavor

対処法2:医療機関を受診する

解熱剤を服用するほどの発熱の場合は、翌日には病院に行きます。

理由は、感染性の有無を確認するためです。

インフルエンザやCovidなどの感染症だった場合、家庭内感染の予防に努めたり、登園可否の判断をしたりするのに必要だからです。

マンハッタンには日本語で受診できる病院があります。

電話も日本語対応なので、「もしもし、こんにちは」と日本語で話し始められます。

来院する前に予約をしてください。

安心メディカル

我が家では、安心メディカルさんを利用しています。

タイムズスクエアから徒歩圏で便利で、病気時だけでなく検診や予防接種でも利用しています。

【アクセス】

44ストリートの5番街と6番街のちょうど真ん中くらいにある、Bar Buildingという厳かな雰囲気のビルに入り、エレベーターで3階に上がって左です。

5番街から6番街方面に向かうとき右手にあるビル
ベビーカーでも入館可。つきあたり左がエレベーター
エレベーターを3階で降りて左手に見えます

【診療時間】

  • 月曜日〜金曜日 9:00 AM – 7:00 PM
  • 土曜日・日曜日 10:00 AM – 5:00 PM
  • 小児科は木・日休診
  • 電話予約は診療時間内いつでも可

【感想】

受付スタッフの方、先生共に優しく、安心感があります。

設備も綺麗で、子供の検診の器具もそろっています。

海外旅行保険によっては、お会計時に支払いせず(キャッシュレス)診察が終わり便利です。

タイレノール等のよく使われるお薬は在庫があるようで、病院内で受け取れる場合もあります。

もし別のお薬が処方された場合は近隣か自宅近くのドラッグストアを登録して、受け取りに行く必要がありますが、その場合も受付の方が丁寧に教えてくださいます。

Jメディカル

我が家は利用したことがありませんが、Jメディカルさんもマンハッタンの日本語対応の病院です。

グランドセントラル駅の目の前で便利です。

利用したことある方によると、「急に受診したい場合はJメディカルさんの方が予約を取りやすいかも」とのことでした。

こちらもキャッシュレスで診察ができるようです。

診察時間が平日9:00-17:00、土曜9:00-15:00となっており日曜は休みのようです。

対処法3:海外旅行保険の緊急医療相談サービスに相談する(東京海上日動の場合)

夫の会社では、東京海上日動の海外旅行保険に加入しており、緊急医療相談サービスが付帯しています。

24時間365日、看護師さんなどの医療従事者が、アドバイスをしてくれるというものです。

万が一、けいれんなどが起こった場合や、夜間などすぐに病院に連絡が取れない場合に利用できます。

我が家では、発熱で利用したことはありませんが、娘がソファーから落ちて頭をぶつけて泣き止まなかったときに一度利用しました。

落ちた高さや現状などを日本語で報告でき、すぐに病院に行くべきかを判断してもらえました。結果、様子見で良いとのことでしたが、必要なら病院を紹介しましょうか?とご提案していただけました。

とても安心できました。

他の大手の保険会社さんでは、緊急の場合に病院を紹介してくれたり、通訳を手配してくれたりするサービスがあるようです。

【大手保険会社の医療相談サービス例】

このようなサービスがあることを知っておくと、緊急の場合に焦らずに済みます。

まとめ

今日は、子供が熱を出した時の我が家での対処法、

  • 解熱剤を服用する
  • 日本語の病院に行く
  • (緊急の際は)緊急医療相談サービスを利用する

をご紹介しました。

一日も早くお子さんが元気になりますように。

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