こんにちは、ニューヨーク駐在妻3年目のさしみです。
異国での生活のセットアップ、何を買ったら良いかわからず苦労しますよね。
日常生活に必須な家電を購入する際にも、
- 現地のブランドやメーカーがわからない
- 何が必要で何が不要かわからない
と悩むことがあるかと思います。
今日は、我が家で実際に使用している家電や検討した家電を
- 優先度高|購入が絶対必要なもの
- 優先度中|あると生活が快適になるもの
- 優先度低|使っていないけど便利そうなもの
- 不要|購入及び持参が不要のもの
でまとめました。
この投稿を読むと、
ニューヨーク生活で最初に揃えるべき家電
がわかります。
我が家は船便なしで来たので、ほとんど全ての家具家電を現地で調達しました。
渡米前もしくは渡米直後で、家電類をこれから調達する方のご参考になれば幸いです。
優先度高|購入が絶対必要な家電5選
まず最初に、優先度がかなり高いものをご紹介します。
これらは一般的な生活を送るのに必要と考えられますので、
渡米前や入居前にAmazon等で調達しておいて、入居直後から使えると良いと思います。
優先度が高い5種類を購入する予算は$600~700程度(Amazon)です。
掃除機(Vacuum Cleaner)
我が家ではスティック掃除機を利用しています。BLACK+DECKERというメーカーのものです。
- コードレス清掃可(充電は本体にケーブルを刺すタイプ)
- 充電時自立可
- ごみタンクからフィルターまで丸洗い可
- そんなに重くない
- 約$100
SHARKというメーカーの物も同価格帯の商品があります。
ロボット掃除機も検討しましたが、1ベッドルームは狭く手でかけても5分くらいで終わるので不要でした。
(ロボット掃除機のために部屋を片付ける方が時間がかかりそう)
ドライヤー(Hair dryer)
速く乾きそうなものを購入しました。
日本から持参する場合は、海外対応のものかどうかを事前に確認してください。(日本とアメリカでは電圧が異なるため発火や破損などの危険があります)
照明(Floor lamp)
ダイニングルームとベッドルームには天井照明がない場合が多いので、フロアランプ(Floor lamp)を購入する必要があります。
我が家はスタンドタイプを4つと小さいものを3つほどイケアで購入しました。
以下3つは実際に購入した商品例です。
キッチンやバスルームなどには天井照明がついています。
電球が切れた場合はアパートのハンディマン(修理してくれる人)に頼めば交換してくれます。
加湿器(Humidifier)
渡米後すぐに秋を迎えられる方は必須です。10月前半くらいから乾燥を感じます。
我が家では真冬はダイニングルーム2台とベッドルーム1台の合計3台が稼働しています。
- ハイブリッド(加熱気化)式※1
- ミストも発生
- ブラックフライデー期間$29
- タンク丸洗い可(掃除しやすい)
- 上から水を入れられる
※1 参考:加湿器の種類は4タイプ。それぞれの違いと正しい選び方を紹介! | UP LIFE | 毎日を、あなたらしく、あたらしく。 | Panasonic 加湿効率を重視してハイブリッド式を選択しました。
炊飯器(Rice cooker)
お米の炊き方は様々あり、鍋で炊いたりもできますが、使い慣れたものがあるとストレスが少ないと思います。
我が家は象印製の物を前任者から引き継ぎました。Amazonでも買えます。
Zojirushi NS-TSC10 5-1/2-Cup (Uncooked) Micom Rice Cooker and Warmer, 1.0-Liter
- 日本で使うものとだいたい同じ操作方法
- 5合炊き
- 約$140
優先度中|生活してみてから決めても良いもの
次に、優先度が中程度の物をご紹介します。
これらは私が実際に生活を始めてから「あった方が便利だな」と思い購入したものになります。
必須ではないがあると快適になるので、入居してから家の状況に合わせて購入すると良いものになります。
扇風機(Circulator fan)
乾燥機NGの洗濯物を乾かす際や、冷暖房や加湿器の効率を上げるために使っています。
- 約$50
- 安いと$20程度のものもあるがそれよりもおすすめ
- 90度回転で洗濯物にムラなく風を当てられる
- 静音なので就寝中も気にならず寝室の冷暖房加湿効率をUP
- 全部分解できてほこりが取りやすい
ケトル(Kettle)
寒い日に紅茶を飲んだり、お茶漬けを作ったりするときに使っています。
エスプレッソマシン導入前はコーヒーを淹れるのにも使っていました。
- 約$20で購入
- 温度表示が℃にできる(アメリカは℉表示が多く直感で判断しにくい)
- 温度設定してキープできる
プリンター(Printer)
幼稚園の書類や保険の申請などスキャンが必要な時がありますが、日本のように身近なコンビニで簡単にできるわけではないため、夫の会社の帰国予定の方からいただきました。
子供の塗り絵や迷路を印刷することもあり、いただいてよかったです。
日本の製品なのでインクが日本でしか買えないため、一時帰国の際にまとめ買いしています。
アメリカにも、CanonやBrotherなど聞きなじみのあるブランドのものが売っています。
- 比較的安価
- 印刷、コピー、スキャン可能
- アプリで簡単印刷
- Wi-Fi接続、ワイヤレス印刷可能
我が家で使用しているのはブラザーのMFC-J880Nというモデルですが廃盤のようです。
後継品は以下のようです。
コンベクターヒーター(Convection panel heater)
セントラルヒーティングの場合は不要かもしれませんが、我が家では買ってよかったものの1つに入ります。
楽天等では効能が日本語で解説されているのでご覧ください。
居室内に備え付けのエアコンがありますが、
- 音がうるさい
- 効きが悪い
- 乾燥する
がストレスだったためです。
コンベクションヒーターのメリットは、
- 音が静か
- 窓側からの冷気をシャットアウトできる
- 室内の空気を温めるため乾燥しにくい
ことです。
ニューヨークのアパートは密閉性が高いため、一度温まってしまえば温かさが持続します。
電気で温めるので電気代はかかりますが、加湿器とサーキュレーターとのトリプル使いによって快適な温かさにすることができています。
テレビ(Smart TV)
スマホやパソコンなどでも視聴はできますが、テレビを導入すると大画面で見ることができます。
大画面のテレビで日本の番組を視聴する場合はこちらの記事をご覧ください。
優先度低|趣味や嗜好に合わせて揃えたいもの
最後に、優先度が比較的低いものをご紹介します。
少し生活に慣れてから、
- 金銭面、収納面の余裕
- 自分の趣味や嗜好
- 生活スタイル
に合わせて購入すると良いと思います。
導入することでアメリカ生活のストレスが緩和したり、生活の質が向上したりします。
ウォシュレット(Electric smart toilet)
ニューヨークの家のトイレにはウォシュレットはついていません。
でも私は便座は温かい方が好きなので便座部分を購入してアパートのハンディマンに設置してもらいました。
購入の際にはサイズ確認が必要です。
エスプレッソマシン(Espresso machine)
夫婦で毎日2杯以上ずつコーヒーを飲むので、ニューヨーク生活初期に導入してよかったです。
カフェに行くと1杯$5程度する(のに、すごくおいしいわけでもない)ので、時間とお金の節約になっています。
これは高かったので本帰国で持って帰る予定です。
インスタントポット(Instant pot)
カレーなどの煮込み料理が時短でおいしく作れるようです。
我が家はキッチンが狭く置く場所がないので導入していませんが、在米日本人は買っている人が多い印象です。
炊飯もできるようなので炊飯器との兼用もできるのかもしれません。
子どもが小さかったり、働いていたりして料理の時間が取れない方には重宝しそうです。
ミートスライサー(Meat slicer)
アメリカのスーパーでは薄切り肉を売っていることが少なく、最初の頃は豚の薄切りで野菜炒めが作れないことが本当にストレスだったので、本気で買おうかと悩んだ時期もありました。
ですが結局、我が家は置き場所がないため導入していません。
日本食スーパーやローカルスーパーで売っているところを見つけたからです。
薄切り肉が購入できるお店は、
などです。
これらのスーパーが近くになかったり、アメリカ生活が長くなりそうで塊肉をスライスした方がコスパが良いなら購入しても良いかもしれません。
ホームベーカリー(Bread maker)
アメリカでも好きな味のパンを食べたい!という方は買っても良いかもしれません。
確かにローカルスーパーなどの市販のパンはぱさぱさしているし、味も日本の食パンとはちょっと違うので、家でおいしいパンを焼けたらなあ、と思う気持ちはあります。
我が家では保管場所の問題と、任期が決まっていて我慢できるため導入していません。
エアフライヤー(Air fryer)
冷凍食品をサクッと温められたり、ドライフルーツを作ったりできるようです。
我が家では保管場所の観点から導入していません。
ですが、オーブンで温めると時間がかかるし、日本のようなハイテク電子レンジは備え付けられていないので、子供のご飯で冷凍食品をよく使う方は買っても良いかもしれません。
不要|購入及び持参が不要ないもの
最後に購入および持参の必要がないものをご紹介します。
冷蔵庫・電子レンジ・オーブン・コンロ・食洗機
写真のような配置でほとんどの家に備え付けられています。我が家はガスコンロです。
洗濯機・乾燥機
居室内に備え付けもしくはランドリールームがマンションにあることが多いです。
全自動ではなく、洗濯と乾燥が別になっています。
エアコン
我が家にはダイニングルームとベッドルームに1台ずつ、自分で温度設定をできるタイプのエアコンがあります。
またはビル全体で空調を管理する「セントラルヒーティング」の場合もあります。
最初にこれらを購入しなくて良いのは助かりますね。
日本から持参する場合は電圧に注意
日本の電圧とアメリカの電圧は異なるようなので、海外対応でない商品を使用すると破損や発火の危険があります。
- 消費電力の低いものは「トランス式」というタイプ
- 消費電力の高いものは「電子式」というタイプ
を使ってください。
●トランス式
●電子式
消費電力の高低の判断は【コンセントに接続せずに使用できるか】が目安となります。
例えば
- パソコンなどはバッテリーでも稼働するので消費電力は低め
- ドライヤーやケトルなどはコンセントを抜いたら使えないので高め
となります。
さらに、ドライヤーやケトルなど消費電力が高めの物は、定格用量も確認してください。
定格用量とは、変圧器側が耐えられる消費電力の容量のことです。
例えば定格用量1000Wの変圧器で、消費電力1500Wのドライヤーは使用できません。
持参したい商品の取り扱い説明書をご確認ください。
アメリカのコンセントの形状Aタイプで、日本の物も差し込める形状なのでプラグ変換器は不要です。
参考:変圧器のおすすめ人気ランキング【2024年】 | マイベスト
まとめ
今日は、ニューヨーク生活に必要な家電を優先度ごとにご紹介しました。
セットアップは様々なものを買う必要があり、大変ですよね。
この投稿を見て、これから渡米もしくはニューヨークで新生活を始められる方が、スムーズに生活のセットアップをできることを祈ります。
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