こちらの記事はAmazon.com(米国)のAmazon Freshの利用方法であり、Amazon.co.jp(日本)の利用方法とは異なりますのでご注意ください。
こんにちは、ニューヨークで専業主婦をしているさしみです。
駐在先での日々の生活、本当にお疲れ様です。
慣れない駐在生活の中で、特に小さい子供がいると、スーパーに行くのも一苦労ですよね。
- どのスーパーに行けばいいのかわからない
- ベビーカー片手にたくさん買い物できない
- 店員さんとの英語が不安
- 週末が買い出しで潰れてしまう
私は、駐在初期のこれらの不安やストレスを、
Amazonが運営しているネットスーパーのAmazon Fresh
を利用することでかなり軽減できたと思います!
子どもが大きくなってきた今でも、週末の時間を有意義に使うために、積極的に利用しています。
2年間で利用した回数は合計68回!
そこで今日は、そんなヘビーユーザーの私が、
Amazon Freshの便利さと使い方、今日買うべき商品まで
とっても詳しく
ご紹介します!!
すぐに使い方を知りたい方はこちらから【操作方法】にジャンプできます。
Amazon Freshについて
Amazon Freshとは、Amazon.comが提供している生鮮食品(Grocery)配達サービスです。生鮮食品だけでなく、日用品も購入できるのが特徴です。
品揃えが豊富なので、日常的にスーパーで買えるものは、ほとんど手に入ります。
日本(Amazon.co.jp)のAmazonフレッシュとは異なり、Amazon.comへの会員登録さえ済んでいれば、プライム会員でなくてもFreshを利用することができます。
配送料
プライム会員とそれ以外で配送料が異なる
プライム会員(Prime Member)
注文金額 | プライム会員(Prime Member) |
---|---|
$100~ | 無料(Free) |
$50~100 | $6.95 |
~$50 | $9.95 |
プライム会員以外( Not Prime Member)
- $4.95~$13.95(注文金額により変動)
詳細はこちら(Amazon.comのヘルプページ)
配送地域
ニューヨーク州、ニュージャージー州は大丈夫
大都市もしくはAmazon Freshの実店舗があるところの近隣は大丈夫みたいです。
配送不可能な地域があるかチャットで問い合わせてみましたが、具体的な回答は得られず、配送可能地域かどうか調べるには郵便番号(Postal Code)を教えて、と言われました。
配送時間
2時間ごとの時間帯(Time Slot)から選べて便利
朝6:00~夜10:00までの2時間ごとの時間帯から選べます。
当日だと夜しか空いていない場合などもありますが、翌日以降であればかなり選択肢があります。
本日10:00AMごろ見たら、当日だと8PM-10PMの時間だけ空いていて、翌日は全部の時間帯が選択可能でした。
Amazon Freshを利用するメリット・デメリット
実際に利用していて感じた良い点(メリット)といまいちな点(デメリット)をまとめました。
メリット7つ
私が感じたメリットは以下の7点です。
玄関のドアの前まで届けてくれる(不在でもOK)
私はマンションに住んでいますが、コンシェルジュの前を通過してエレベーターに乗り、玄関ドアの前に置いておいてくれます。
配送ドライバーによっては、ドアをノックして教えてくれたり、ベルを鳴らしてくれたりする方もいますが、無言で置いて行ってくれる方も多いです。
玄関を開けて荷物を入れるだけでいいので助かります。
車だとしても駐車場から家まで運ぶのも大変ですからね。
対面で受け取る必要はないので、不在でも大丈夫です。
ただし、ID提示が必要な商品があったり(料理酒を含むお酒など)、他の人に持って行かれたりすることもあるので、できるだけ在宅していることが望ましいです。
子どものおむつを替えてる途中なのに!とかなら終わってからで全然大丈夫です。
当日~翌日の指定した時間には配達完了
当日~翌日でも選べる時間帯の幅が大きいのは魅力です。
以前日本で使っていたネットスーパーは、すぐほしいのに、翌々日の夜しか空いてない場合などもありました。
配達時間についても、これまで遅れてきたことはありません。日本人にとって時間に正確なのはありがたいです。
注文後の商品追加可能
配達開始の6時間ほど前までなら、商品の追加が可能です。
商品自体の削除はできませんが、品数の変更は可能です。
やっぱり牛乳も買っておこう
後で夫のほしいものを自分で追加してもらおう
等ができるのがありがたいです。
追加方法はこちらからどうぞ。
日用品も一緒に買えるので送料無料にしやすい(プライム会員)
食品だけで$100以上を注文するのは難しいですが、日用品を一緒に購入することで、我が家は毎回送料無料にしています。
例えば、
トイレットペーパー
食洗機用洗剤
ボディーソープ
おしりふき
洗濯用洗剤
キッチンペーパー
などを追加することで、$100を超えることができます。
運んできてもらえるので、【いつか必ず使うもの】を買っておけるのはうれしいです。
上記の日用品はどれも大体$10以上するので、10個買えば$100超えます。
返金手続きが簡単
万が一のトラブルのときも、ネットから簡単に返金手続きができます。生鮮食品なので返品は不要です。
びっくりするほど簡単な返金方法の解説はこちら。
アマゾンギフトカードで支払いできる
返金手続きを【Amazonギフトカード残高】にすることで2-3時間程度で返金されます。
ギフトカードへ返金された残高をそのまま次の購入に使えるので便利です。
新たなサイトへのアカウント登録が不要
Amazonのアカウントさえあればいいのはとても便利です。
新しいサービスへの会員登録をしないことで、
- 個人情報やカード情報の入力
- IDとパスワードの管理
- 不要なメルマガの増加
のストレスを軽減することができます。
デメリット3つ
私が思うデメリットは以下の3つです。
配送トラブルがある
実際に経験したことのあるトラブルでは、
- 注文したはずの商品が届いていない(8回に1回くらい)
- 届いた商品が傷んでいた(10回に1回くらい)
- そもそも違う住所に配達されていた(68回利用して1回)
のようなものがありました。
全てネット上で簡単に返金ができましたが、【すぐ使いたかったのに手元にない】という点では困りました。
日本では滅多に起こりませんが、アメリカではあるあるですよね。
配送料がちょっと高い
プライム会員で$100以上注文する以外の場合、送料が平均して$9程度かかります。
プライム会員料金は月額$14.99、年間一括払いで$139なので、送料無料にしても$13程度はかかっていることになります。
また、ドライバーへのチップは毎回$5くらい払っています。
商品を選んでいるところが見えない
どのような場所で保管されていて、誰が触っているかなどが見えないのはちょっと不安だなと思うことはあります。
私は【文化の違いだ】と割り切って目をつぶっています。
私がAmazon Freshをおすすめする理由
アメリカに来てから9割のものをAmazonで買う生活
私は渡米して1ヶ月頃、どこで何を買えるのかがわからず、本当に疲弊していました。
日本人の幼稚園の先生に、「子供用のシールとかおもちゃってどこで買ったらいいですか?」と尋ねて「Amazonで全部揃いますよ!」と言われたとき、本当に心が救われました。
子供用の丸シールや、日用品で足りないものなど、ほとんどをAmazonで購入しています。
Prime会員($139/年)に登録していますが、全然損していないと思います。
むしろ、周囲に気を配りながら子連れで外出するストレスや言語の不安などを感じないため、ネットショッピングをすることで、精神的に余裕が生まれました。
Amazon Freshはこんな人におすすめ
こんな悩みやストレスがある方は、Amazon Freshを使ってストレスを減らすのがおすすめです。
Amazon Freshが不要だと思う人
反対に、Amazon Freshが不要だなと思う方の特徴も考えてみました。(個人の見解です)
操作方法
Amazon.comの会員登録が終わっているという前提で解説していきます。
まずはAmazonトップページへ(下のボタンから入れます)。
1.Groceries→freshを選択
2.商品を選択
Aislesは【通路】という意味で、スーパーの通路の上のカテゴリー表示みたいなイメージです。
3.商品を追加
4.カートを確認
5.買い忘れの確認
6.代替品の確認
7.住所の登録(確認)
8.配送スケジュールの設定
9.支払い方法の設定
10.最終確認
ドライバーへのチップ(Tip)を変更できます。私は$5にします。
完了です!
注文が完了したら、登録のメールアドレスにメールが届きます。
配送状況は【View Order】のボタンから確認できます。
商品を後から追加する場合
商品をカートに入れた後、この画面の右側に、【You can add it to upcoming orders】のようなメッセージが表示されます。
返品・返金方法
以下のような場合、返金が可能です。返品する必要はありません。
①②と③の場合で返金方法が異なりますので、該当項目をご確認ください。
①②の場合 → ポチポチするだけ!かんたん返金
1.トップページ右上【Returns & Orders】から返品したい商品を含む注文の【View order details】をクリック
2.【Request item refund】をクリック
refund:返金
3.返品したい商品にチェックを入れ、個数と返品理由を選択
4.返品理由を簡単に記載(後で何か聞かれることはありません)
“Smells bad”(変なにおい)や”damaged”(傷んでいた)など一言でも大丈夫です。
5.返金を「ギフトカードへの残高」か「最初に支払いをしたカード」にするかどちらかを選んで【Continue】をクリック
カードを選択した場合、返金に時間がかかる可能性があります。
6.完了
③の場合 → 英語を調べながらでもOK!チャットで相談
1.トップページ右上【Returns & Orders】から返品したい商品を含む注文の【View order details】をクリック
2.【Contact Customer Service】をクリック
3.【Help with something else】をクリック
4.届いていない商品を選んで適当にクリック
後でチャットで相談するのでこの時点では適当でOKです。
5.【Order did not arrive】をクリック
「届いていません」という意味です。
6.【I need more help】をクリック
チャットにつながる画面に行けます。
7.電話かチャットかを選べます。【Start chatting now】でチャットを選択
8.新しい画面でチャットが始まります。【No, I have a different issue】を選択
以下、チャット画面のみになります。
9.トラブルを教えてと聞かれるので、画面下部の文字入力画面に「I didn’t receive my order.」と入力
10.少し待つと選択画面になるので【Chat with an associate now】を選択
11.担当者が参加したら、適当に挨拶「Hi, ○○」
12.「配達されていない」という旨を入力画面に入力して送信
「Order status was ‘delivered’, but I didn’t receive it. 」(配達済みになっているのに受け取っていない)など
13.再配達をするか、返金して注文しなおすかを聞かれる場合があります。(おすすめは後者です。理由はこちら)
14.支払いで使用したクレジットカードに返金するか、Amazonギフトカードに返金するか聞かれます。好きな方の文字を入力して送信
15.返金される旨が返ってくるので、Thank youと返信
16.「Anything else?」と聞かれるので、Noと答えて送信すると、相手がチャットを終了
17.「解決しましたか?」にYesと答えて終了
13で再配達より返金がおすすめな理由は、【①再配達の手続きがAmazonのオペレーター側でうまくいっていないときがあり、その場合再度問い合わせになり面倒だから】【②再配達は翌日以降になることがあり、その時にはまた注文したいものが変わっている可能性があるから】です。もし再配達を選択しても、新しいものが送られてくるので品質に心配はありません。→14へ戻る
相手の言っている内容や、伝えたいことの表現がわからなければ、辞書や翻訳機能を使いながらチャットできるので安心です。
文法が多少間違っていても、伝わればOKです。
明日はこれでシチューが作れる!【明日からアメリカの新居で生活を始める子連れ家族】に向けた買い物セットをご提案(トータル$100以上)
渡米直後は、何をどこで買えばよいか、アメリカの食材で何を作ればよいかもわからないですよね。
そこで今回、Amazon Freshの商品の中から、
明日からアメリカの新居で生活を始める子連れ家族向けの買い物セット($100以上)
を作成してみました。
中身は、以下のものをセレクトしています。
- 入居直後から絶対に必要なもの
- 0からルーなしでシチューを作るための食材(調理器具は持参と想定し、含んでいません)
シチューにした理由は、【①アメリカの食材だけで作れる】【②子供でも食べられる】【③お米でなくパンでも合わせられる】からです!
これだけ買えば、とりあえず明日の夜ごはんはシチューを作り、食洗機で洗浄し、衣類の洗濯し、トイレに行くことまではできるはずです。
追加で必要なものや不要なものがあれば、ご自身でカートの中身を調整してみてくださいね。
※値段は変動する可能性があります。
買い物かごイメージ(各商品のリンクは下部)
各商品のリンクはこちら
ちなみに今回選択した上記の商品は、おおよそ以下の条件に当てはまります。
- 店舗やブランドによる品質・値段の差が小さい
- 重い、持ち運びにくい
- あれば絶対に使う
ルーなしで作れるシチューのレシピはこちらを参考にしました。
お肉たっぷりで大満足♪ 鶏肉ときのこのクリームシチューのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
※サラダ油をバターで代用したり、具材を変更したりして調整しています。
まとめ
今日はニューヨーク駐在での買い物に便利なネットスーパー、Amazon Freshについてご紹介しました。
私は日本にいた頃、コロナと出産が重なったことがきっかけでネットスーパーを利用し始め、ネットスーパーの便利さに気が付きました。
渡米してすぐ、右も左もわからず余裕がない時に、子供が寝てから家でネットで注文して、翌日家のドアの前まで届けてくれるのは本当にありがたかったです。
少し気持ちに余裕ができてから、街のスーパーに買い出しに行って、スーパーにどんなものが売っているのか、サイズ感はどれくらいなのかなどを確認していました。
駐在を始めてすぐは、本当に何もかもに余裕がないと思うので、少しお金がかかってでも負担のない生活をするのがおすすめです。
無理せず頑張っていきましょう!
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