こんにちは。ニューヨーク駐妻3年目のさしみです。
みなさんは、ニューヨークで暮らし始めて、
英語に苦労していませんか?
私はしました。打ちひしがれました。
渡米して半年ほど、
- Thank you.
- Sorry.
- Excuse me.
の3表現しか使えず、狭い世界で生きていました。
でもそんな自分が嫌で勉強をした結果、
今では、英会話クラスで他国出身の人と話をするのが楽しいと感じられるようになりました。
私が、学習する中で、
英語で会話するために最も重要だと感じたのは、
「使える」英語を習得すること
でした。
今までの学習が通用しない日常
私は渡米前、海外支社のある会社で働いており、英語を使う場面もあるにはあったので、自分なりにいろいろ考えて勉強はしていました。
一番頑張ったときでTOEIC695点だったのですが、このとき行った勉強は主に以下の4つです。
- 通勤中の英単語アプリ
- 英語ニュースの聞き流しやシャドーイング
- TOEIC問題集(付け焼き刃的な学習含む)
- オンライン英会話(テキストを使うもの)
どれも「英語 学習法」の検索でよく出てくるものなので、聞いたことある方もいるのではないでしょうか?
でも、ニューヨークに来て感じたことがあります。
それは、
「あんなに勉強したのに、身近なことすら言えない」
「言いたいことがパッと出てこない」
ということです。※1
「荷物を受け取りたいです」
「娘はちょっと人見知りなんです」
「お子さんどんなお菓子食べてますか?」
「今日は昨日より蒸し暑いですね」
難しい長文を早く読める、
TOEIC860点レベルの単語が身につく、
そんなことよりも※2、私のニューヨークでの生活に最も必要だったのは、
こういう日常会話がパッと出てくることでした。
使う英語の習得へ
そんなときに出会ったのが、新井リオさんの英語日記BOYという本です。
すごく簡単にまとめると、
英語ができる=オリジナルフレーズが瞬時に言えると定義し、
オリジナルフレーズの習得には英語日記が最適という理論で実際に成功した経験から
日記だけで”英語ができる”ようになる方法を書いている本です。
(まずは日本語で書く!という手法も斬新でした)
「身の回りの英語が瞬時に組み立てられない」
この課題に共感した私は、早速、英語日記をつけ始めました。
オンライン英会話での添削を、chatGPTに変更し、時間の制限なく、完全無料で行いました。
※詳細は以下の記事へ
上達の実感と希望
続けていくと、自分に必要な単語や表現が蓄積される実感が湧き、「これ、周りの人に言ってみようかな」と感じることが増えました。
この状態で図書館の英会話クラスに参加することで、学んだ英語を実際の会話で試しつつ、そこで得た、新しい「言いたかったのに言えなかった」を、たくさん持ち帰りました。
そして、それをまた習得する、ということを、日記とともに繰り返しました。
すると徐々に、
- 出だしで迷わない
- 知らない単語でも知ってる言葉で言い換える
- 少し複雑な文章も組み立てられる
という状態になっていきました。
もちろん、スムーズに話せるかと言われると、まだまだそんなことはありません。
ですが、渡米直後の3フレーズ人間からしたら、間違いなく上達しています。
また、こうやって続けていけば、いつか、言いたいことが瞬時に言えるようになりそうだ、とも思えます。
今まで自分の英語の無力さに絶望していた私が、希望と自信を取り戻せました。

英語によって広がる世界
こうして、今ではあまりビビることなく、英語で話すことができるようになりました。
ネイティブの聞き取りはまだまだ全然できませんが、自分の長めの日記をシャドーイングすることで、少しずつ上達している実感はあります。
英語に少し自信がつくだけで、ニューヨークでの行動範囲はより広がります。
気になるカフェやレストランに臆せず行けたり、公園で現地ママと会話できたりするかもしれません。
私は、英会話クラスで様々な人と意見交換することで、日本にいるときは知らなかったことがたくさんあることに気づけ、ニューヨークに来て良かったなと思えています。
- 少ない表現しか使えない自分を変えたい
- もっと英語を使って話してみたい
- ニューヨークを味わいたい
そう思うけど、どのように勉強すればいいのだろう、という方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
みなさんのニューヨーク生活が、充実したものになることを祈っています。
※1 自分が極めていないせいでもあります。
※2 英語力UPのためにはどんな勉強も必要です。
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